おさらいエントリ。
全ての「こと(=行動目的)」が人々の時間を奪い合っている。
仕事でも、遊びでも、趣味でも、睡眠でも。
あらゆる商売は人に利用されることで価値を帯びるので、全ての商売が人々の時間を奪い合っていると言える。
ほとんどの商売はそのこと自体が収益に影響することは無い。
しかし、広告業だけは違う。
広告業は人に見られて初めて成り立つ商売であり、見てくれる総時間が多ければ多いほど効果が高い(と、言われている)。
つまり人々の時間が原資であり、これをどれだけ上手く奪ってこれるかが商売に直結する。
仕事や遊びや趣味や睡眠の時間を奪うのは中々難しいので(実際には奪うこともあり得るけど)、広告メディアは「暇な時間」に入り込む。
人々の暇つぶしを提供する一方で、広告を見てもらおうという戦略だ。
これまで、屋内での暇つぶしの王者はテレビだった。
外出した際の移動時間の暇つぶしは、新聞か、雑誌か、本だった。
そこに登場したのが、PCとケータイ。
これらはwebに接続出来る。
そしてwebには多彩なコンテンツがいくらでもあり、友人とのメールも出来る。
しかも無料でblogやメールを書く人が居る限り、コンテンツは無料だ。
暇つぶしごときにあまり金はかけたくない。
だから、暇つぶしを目的とした場合は、価格弾力性が大きくなる。
有料メディアは、無料で文字を書く人が居る限り、無料メディアに人々の時間を奪われ続ける。
いまコモディティ化しているのは、紙メディアでも文字メディアでもない。
あくまでも暇つぶしのためのメディアがコモディティ化しているのだ。
これを理解しているか否かが、次のメディア作りに非常に重要になってくると思う。
「暇つぶしメディア」がコモディティ化したとすれば、メディアは「暇つぶし」以外の目的を持たなければ生き残れないと思う。
参考
Wikipedia : コモディティ化
2009年6月6日土曜日
2009年5月24日日曜日
3分でわかる、これまでのwebの流れ
1。
webが生まれてからというもの、web上にはだんだんと情報が増えてきました。
webに情報が増えれば増えるほど、自分の欲しい情報は見つかりにくくなります。
あるところに、これを整理しようと考えた人達が居ました。
その人達は言いました。
「良いサイトを集めてカテゴリごとに分けてあげればいんじゃね?」
彼らは良いと思ったサイトを登録して、カテゴリごとのwebの目次を作りました。
これが俗に言うディレクトリ型検索エンジン。
初期のYahoo!などがそうです。
2。
さらにweb上に情報は増え続けました。
もうこの段階になると、人手では対応し切れないほどのページがweb上には存在します。
そこに来た別の人が言いました。
「システムで自動的に情報を集めればいーじゃん。」
こうして出来たのがロボット型検索エンジン。
ロボットが自動で情報収集をし、重要だと思われる順で結果を並べます。
Googleはこの順番の並べ方を工夫し、人々から重宝されました。
そのページがどれだけ他のページからリンクされているか、という他者からの評価を使って重要度を判断したのです。
3。
またまた情報は増え続けました。
この頃になると、「重要な情報って何よ?」という議論が巻き起こりました。
そこに来たのがA~Cの3人。3人はそれぞれ言いました。
A「やっぱり重要なのは知ってる人から聞いた情報だよ。ほら、口コミとかだってそーじゃん。」
そう言ってAはソーシャル党を作りました。
B「いやいや、その話も分かるけど、重要なのは「今」の情報だよ。この瞬間を感じたい!」
Bはリアルタイム党を作りました。
C「そういう問題じゃなくね?web上のページを集める段階から変えなきゃ。webページに書いてあることの意味を機械が理解できるようになれば重要な情報が分かるっしょ。」
そしてCはセマンティック党を作りました・・・。
----------
かなーりざっくりですが、このソーシャル、リアルタイム、セマンティックの3つが現在の何となくのwebの流れだと思っております。
つい最近まではFacebookに代表されるソーシャル党が人々からの期待を背負っていましたが、最近はtwitterに代表されるリアルタイム党が話題です。
セマンティック党は一部の人からずっと期待されていますが、なかなか思ったようにはいかないようです。
ちなみにセマンティック党には、hakiaやMicrosoftに買収されたPowersetなどが名を連ねています。
それぞれの党は本当は厳密に分かれているわけではなく、いろんなサービスがこれら3つの考えをうまく組み合わせて使っています。
が、今回は分かりやすくするために3つに分けときました。
物語の前提になっている「情報が増え続けている」ということは、今後メディアに関連するありとあらゆる人が分かっていなければいけないことだと思います。
検索エンジンの歴史等、更に詳しいことを知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
http://japan.internet.com/busnews/20080311/8.html
webが生まれてからというもの、web上にはだんだんと情報が増えてきました。
webに情報が増えれば増えるほど、自分の欲しい情報は見つかりにくくなります。
あるところに、これを整理しようと考えた人達が居ました。
その人達は言いました。
「良いサイトを集めてカテゴリごとに分けてあげればいんじゃね?」
彼らは良いと思ったサイトを登録して、カテゴリごとのwebの目次を作りました。
これが俗に言うディレクトリ型検索エンジン。
初期のYahoo!などがそうです。
2。
さらにweb上に情報は増え続けました。
もうこの段階になると、人手では対応し切れないほどのページがweb上には存在します。
そこに来た別の人が言いました。
「システムで自動的に情報を集めればいーじゃん。」
こうして出来たのがロボット型検索エンジン。
ロボットが自動で情報収集をし、重要だと思われる順で結果を並べます。
Googleはこの順番の並べ方を工夫し、人々から重宝されました。
そのページがどれだけ他のページからリンクされているか、という他者からの評価を使って重要度を判断したのです。
3。
またまた情報は増え続けました。
この頃になると、「重要な情報って何よ?」という議論が巻き起こりました。
そこに来たのがA~Cの3人。3人はそれぞれ言いました。
A「やっぱり重要なのは知ってる人から聞いた情報だよ。ほら、口コミとかだってそーじゃん。」
そう言ってAはソーシャル党を作りました。
B「いやいや、その話も分かるけど、重要なのは「今」の情報だよ。この瞬間を感じたい!」
Bはリアルタイム党を作りました。
C「そういう問題じゃなくね?web上のページを集める段階から変えなきゃ。webページに書いてあることの意味を機械が理解できるようになれば重要な情報が分かるっしょ。」
そしてCはセマンティック党を作りました・・・。
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かなーりざっくりですが、このソーシャル、リアルタイム、セマンティックの3つが現在の何となくのwebの流れだと思っております。
つい最近まではFacebookに代表されるソーシャル党が人々からの期待を背負っていましたが、最近はtwitterに代表されるリアルタイム党が話題です。
セマンティック党は一部の人からずっと期待されていますが、なかなか思ったようにはいかないようです。
ちなみにセマンティック党には、hakiaやMicrosoftに買収されたPowersetなどが名を連ねています。
それぞれの党は本当は厳密に分かれているわけではなく、いろんなサービスがこれら3つの考えをうまく組み合わせて使っています。
が、今回は分かりやすくするために3つに分けときました。
物語の前提になっている「情報が増え続けている」ということは、今後メディアに関連するありとあらゆる人が分かっていなければいけないことだと思います。
検索エンジンの歴史等、更に詳しいことを知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
http://japan.internet.com/busnews/20080311/8.html
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