2009年3月29日日曜日

次世代のインタラクティブコミュニケーション

ADKインタラクティブから、代表の横山氏による「次世代のインタラクティブコミュニケーション」というレポートが公開された。過去にCNETで連載されていた特集や、業界人間ベムでの視座のままに、更にそれを昇華させて変革の必要性を訴えている。是非。

次世代のインタラクティブコミュニケーション

2009年3月14日土曜日

不況時における検索エンジンマーケティング

米eMarketerの最新のリサーチでは、米SEM市場はパフォーマンスメディアであるため、昨今の不況の中でも堅調に成長を続け、2013年に234億ドル規模になると発表された。特にSEOはリスティング広告よりも費用対効果が高く、長期的に効果をもたらすため、SEO市場の成長率が著しくなると予測されている。



しかしながら、日本ではナショナルクライアントがSEOに対して優先度は低く、多くの投資はしていない。どうしても、広告手法として成果がわかりやすいリスティング広告などのメディアに注力してしまう。やはり成果がわかりにくく、社内決裁を取りづらいといったことが主な原因だ。そのため、どうしてもマーケティング予算からまず最初に絞りやすくなってしまう。

だが、先週米Razorfish社によって発表されたDigital Outlook Report 09でも、「Search will not be immune to the impact of the economy」と示されており、現在の経済環境で会っても検索が大きな影響を受けることは少ない。




楽天や価格COM、ぐるなびが好決算を発表しているように、消費者はより安く製品やサービスを購入するために検索利用が増加する。米国では職探しのためにLinkedinでの検索も増加しており、登録者も同様に世界中で急激に増えているとのことだ。

Lean BackからLean Forwardといわれているように、消費者はテレビ視聴よりもオンライン上での活動が活発になってきている。

もっと、日本でも企業がSEMに対する有効性を理解していけるように、説得力のある主張を定量的に示していく必要がある。私自身も努力が必要だと痛感している。

美女暦

Andyのポストweb上に時間を持ち込むというトレンド。で連想したので、毎日違う美人が掲載される美女暦についても紹介したい。


美女暦





美女暦は一般の美女が土日休日以外の毎日更新されるサイト。本当に美しい女性が多い。


このサイトでは時間ごとではないが、日ごとに美女が変わるというブログパーツを提供している。「毎日美女が元気をくれる、美女暦ブログパーツ配布中!」とのメッセージが、どこか飲料の古いCMのコピーを彷彿とさせるが、いつの時代でも美女は求められ、優良なコンテンツになる。確かにこういったブログパーツはクリックしたくなってしまう。


誤解を恐れずに言えば、Uniclockの成功がうらやましいけど、いざ自社がやるというのは懐疑的な人は、もう流入数とブランディング効果を考えたらやらない手はないんじゃないかなと思う。

CM/Lacoste Frenchのフレグランス

Love of PinkというフランスのラコステのフレグランスのCM。
有名なSonyのBraviaのCMみたいに、「溢れ出す」感じ。綺麗でふんわり。 モデルの女性が非常に綺麗。香水自体はP&G。エージェンシーはCallegari Berville Grey Paris。





Sony Bravia

web上に時間を持ち込むというトレンド。

最近はてブ話題になった、bijin-tokei。
http://www.bijint.com/

これ、みんな思ってるとは思うのだけど、UNIQLOCKに似ている。
時計という要素と女の子という要素は酷似している。

他にもニコニコ時報とか、最近web上に時間軸を持ち込むのが流行っているように思う。
元々webというのは広大な「空間」だ。
どこまでも続いているから、そこを彷徨っていると時間を忘れてしまう。
ネットサーフィン(死語)をしていたらいつの間にか膨大な時間を消費していた、という経験は多くの人にあるのではないか。

このような状況で、webに時間は求められていた。
渇望されていた時計という装置を見ていて楽しいコンテンツと組み合わせてメディアにしてしまうのが、うまいところだ。

2009年3月8日日曜日

webが次第に力を増してゆく。

先週、はてなブックマークに奇しくも同じような記事が並んでいた。

昨年最も売れた洋楽シングルは「ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)」
supercell feat.初音ミク、圧巻の初日2万枚超え…中島美嘉を抑えて2位発進

どちらも、web(特にニコ動)で流行ったものが、マスメディアを使った言わば「計画された流行」を押しのけてランキングに入ったという内容だ。
そもそも音楽の販売というビジネスモデルが衰退している中、これは一つの転換点と考えてもいいかもしれない。
webで聴くことも出来たのに買った人たちのモチベーションは、一体どこにあったのだろう。

2009年3月7日土曜日

電通の2月期売上が前年比20%減

電通2月の売上が発表されました。
前年同月比20%減とのこと。
雑誌と新聞の落ち込みが顕著。

http://www.garbagenews.net/archives/412568.html

2009年3月4日水曜日

Microsoft Office Labsが考える2019年のコミュニケーション

Microsoft Office Labs vision 2019

<a href="http://video.msn.com/?mkt=en-GB&playlist=videoByUuids:uuids:a517b260-bb6b-48b9-87ac-8e2743a28ec5&showPlaylist=true&from=shared" target="_new" title="Future Vision Montage">Video: Future Vision Montage</a>


様々なガジェット、優れたインターフェース、リアルタイムなコミュニケーションツール。どれをとっても、すごく未来的で非常に洗練されている。こんなに美しく様々な人とコミュニケーションが行えたら、色々な問題は解決するんだろうな、と思う。

でも、どれだけの「ツール」が現実に開発され、それを人々がよく使うようになるのか。

例えば、10年前、人々はテレビ電話を夢見ていたと思う。これは「サザエさん」でもストーリーのひとつとして取り扱われていたし、これが可能になれば、どんなに楽しい世界が広がるだろうとみんなわくわくしていたはずだ。

そして現在、ビジネスにおいてこの技術革新は重宝されている。PolycomやGoto Meeting、Webbexなどを介して、世界中の人々があたかも隣で会議をしているかのように、コミュニケーションがスムーズになっている。私自身もこの恩恵を受けている。
しかし、プライベートでは、必ずしもそうではないようだ。家庭の電話機、MSN MessengerやSkype、携帯電話でも映像を使用した通話が可能になったが、多くの人は色々な理由でそれを使用しない。

ここに製品やサービス開発の原点があるのではないだろうか。

2009年3月3日火曜日

米検索ユーザーが入力する検索語数が増加傾向-前年比10%増

Online Search Queries Get Wordier

Hit Wiseによると、米国の検索ユーザーが検索エンジン利用時に入力する検索語数が増加傾向にあるという。
2009年1月時の平均入力語数は5つ以上であり、これは前年比で10%以上増加している。

注目すべき点は、8語以上入力する人が22%も増加しているなか
4語以下の人は2%減少している点である。

Hit Wiseはこの理由を明確にしていないが、恐らくこの理由は以下のいずれかが考えられる:

・検索ユーザーのリテラシーの向上のため
または
・検索エンジン上の情報が乱立しているため、ユーザーが特定の情報を探すには
多くの検索語を入力する必要性がでてきているため