2010年3月30日火曜日

閉店したキンカ堂に貼られたメモが、だいぶソーシャルメディアっぽい件

何の考察も無いのですが、なんだか面白かったので軽くご紹介。
昨日(3/29)、twitterのTLにこんな記事が流れてきました。
心あったまるので是非読んでください。

閉店の手芸店キンカ堂、シャッターに感謝のメモ 池袋
http://www.asahi.com/national/update/0328/TKY201003270442.html

なんとなく思ったのですが、これってソーシャルメディアっぽくないですか?
企業に対してみんなが意見を書き込んでいる。
その書き込みがこれだけ感謝の言葉ばかりになるというのは、ソーシャルメディアマーケティングの目指すところとも言えるのではないでしょうか。
ウェブだろうとリアルだろうと、顧客に対して誠実に接していれば、ソーシャルな声は自然と集まるんだと実感させられた例でした。

2010年3月24日水曜日

ソーシャルメディアの次の形は、ソーシャルアクションプラットフォームかも

先日大手ブログの「ねたミシュラン」さんがタイヤメーカーのミシュラン社より警告を受け、サイト名とドメイン名を変更する、という出来事がありました。
個人的には、「ミシュラン」という名前を使っているにしろ企業への直接的なダメージがあるとは思えず、ドメイン停止を強要するというのはちょっと疑問を感じてしまいました。
本エントリでこのこと自体の是非を問うつもりはありませんが、もし僕のように考えている人が世間のほとんどを占めているのであれば、或いはこのことによってミシュラン社に対して嫌悪感を抱くユーザーが居るのであれば、ミシュラン社の今回の判断は本末転倒であり、間違ったものであると言えるでしょう。
そんなことを思いながら、はてブのコメント欄
こういう時に、どうにかみんなの声を集めて、企業に「その方法は間違ってると思います」って伝える方法があるといいよなあ。そういう声を上げるためのソーシャルメディアがほしい。
と書いたところ、沢山の方からスターを付けて頂いたのです。

また、前回のエントリ「ユーザー・ジェネレイテッド・プロダクト?」では、今後クラウドソーシングとギャザリングを組み合わせた仕組みによって、製造業にも変化があるのではないか、という内容を書きました。
これも、ユーザーの声を集めて形にする、という点ではミシュランの時に必要だったソーシャルメディアと同じであると言えます。

更に先日終了した経産省のアイデア・ボックスでは、ソーシャルメディアを使って国民からの意見を募るという素晴らしい実験が行われ、3週間の間に1000件近い意見が集まりました。
これもまた、ユーザーの声を集めて形にしていこう、という動きの一つだと言えるでしょう。

現在のソーシャルメディアは、みんなが意見を発信し、シェアするところまでは可能になっています。
またtwitterを始めとして、ソーシャルメディア上の出会いがリアルでも人と人を引き合わせるということもかなりの頻度で起こってきている気がします。
そしてその次の変化の一つの方向としてあり得るのは、みんなで上げた声を実現する、アクションまで持っていくためのソーシャルメディアなのではないでしょうか。
これをこのエントリでは、ソーシャルアクションプラットフォームと名付けて、考えてみたいと思います。

2010年3月21日日曜日

ユーザー・ジェネレイテッド・プロダクト?

オリヒメ」という名のバッグブランドがあります。このブランドを運営している木下さんは慶応大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に通う、現役の大学院生の方。ブログを拝見したところ、彼女も1984年生まれだそうで、なんだか親近感を持ってしまいました。

オリヒメのサイトを見ると、「みんなで創るバッグブランド」というコンセプトになっています。このブランドの噂は以前友人から聞いていたのですが、その時聞いた話によれば、全員がノートPCを持っているSFCに通っていた木下さんが「ノートPCを入れる可愛いバッグがない」と感じたところに端を発しているそうです。これはきっと、木下さん自身がコアになるターゲットだったと思うのです。つまり見方を変えれば、ユーザーが自ら商品を作り出した、と言えるのではないでしょうか。

2010年3月17日水曜日

僕らの電子書籍のアイデア『Layered Reading(レイヤードリーディング)』が賞を頂きました。

※このエントリはコンペ受賞の際のレポートとなっております。
Layered Readingの情報のまとめ、及びコンタクトをご希望される場合はLayeredReading.comをご覧下さい。
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去る2010年3月10日、今後ますます発展を続けるモバイルプラットフォームでのアプリケーションやサービスの新しいアイデアを競う、三井ベンチャーズとティーガイア主催のビジネスプランコンテスト「i*deal Competition」の最終選考会が開催されました。

このコンテストで私たちハチヨンdialogメンバーはチーム名Project LRとして「新たな読書体験とビジネスを創出する、電子書籍のアイデア(Layered Reading)」というアイデアを打ち出し、このコンテストの最終選考会を勝ち抜き、最優秀賞とティーガイア賞(特別賞)をダブル受賞しました!

この記念すべき日をレポートさせていただきたいと思います。