2009年5月24日日曜日

新聞社の赤字転落と、twitterのマネタイズ

朝日新聞が、最終赤字に転落したそうです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2009052302000086.html

それに合わせて、朝日新聞のボーナスカットも話題になっています。
http://www.j-cast.com/2009/05/23041592.html

一方で、前回のエントリでも触れたようにweb上ではリアルタイムの流れが加速。
至る所でtwitterが話題になっています。
では、新聞社はこの流れに乗ることはないのでしょうか。


日本では未だtwitterを利用している新聞社はどうやら無いようですが、
米国では、New York Timesを筆頭に新聞社がtwitter利用を始めています。
http://twitter.com/nytimes

また、これ以外でもtwitterが重要なニュースソースとして注目を集めています。
http://zen.seesaa.net/article/115394055.html
http://zen.seesaa.net/article/115410963.html

上の2つめの記事ではCNN、NYT、NPRの急速なフォロー数の伸びを追っていますが、
これは新聞社のリアルタイム発信の重要性を示しているのではないでしょうか。
そして、未だに強力なマネタイズ手段を持っていないtwitterとしても、ここがポイントとなるような気がしています。

アイデアは単純です。
新聞社はtwitterにアカウントを作成、これを記者が取材中に取材した内容をすぐに投稿することとします。
twitterとしては、このアカウントのフォローを500円/月などの形で有料とします。
twitterのフォローに対してユーザーに課金をし、これを新聞社とtwitterでレベニュー・シェアするというモデル。
プロの記者が書いた記事がリアルタイムに飛んでくるのであれば、価値はあるのではないでしょうか。

これを実行した際に問題となるのはコピペです。
有料でフォローをした人がこれをコピペして無料で公開してしまうとその人のフォローが増えるだけ。
ここに対して何らかの手を打たねばならないのがネックかなあ・・・。

2 件のコメント:

  1. 追記:6/10
    このエントリを書いた半月後、朝日新聞がtwitter配信を始めた。
    まだ実験段階とのことだけど、これを日本初で始めたのは偉い。
    既に2000人のfollowerが居るとか。

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  2. 追記:11/25
    twitterが課金モデルを始めると発表。
    http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/0911/25/news093.html

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