2010年8月19日木曜日

勝ち組メディアを作るために考えるべき、ただ一つのこと

大きく分けて、世の中には2種類の流れがあります。
風向きと、重力。

風向きというのは、日によって変わります。
南風の時もあれば、北風の時もある。
それが追い風になることもあれば、向かい風になることもある。

これに対して、重力はいつも同じ方向に働きます。
物体は全て下に向かって落ちます。
それはニュートンが発見した時から今まで変わっていません。
どんな物であっても、基本的にこの流れには逆らえません。

と、ここまでは当然ながら比喩の話なのですが、
世の中には上記のような2種類の流れがあると思うのです。
そして、前者には逆らってもいいけれど、後者には逆らわず進める方が良い。


では突然ですが、ここで、このグラフを見て下さい。

(出展:総務省「我が国の情報流通量の指標体系と計量手法に関する報告書」p69)

これは総務省が調査・発表している情報流通インデックスのグラフで、世の中に流通する情報量の変化を、平成13年度を100として表しています。
これを見て分かるのは、「流通情報量」の指数関数的な伸び方。
たとえこの伸びが鈍化したとしても、流通情報量が減るということは考えられません。
つまりこの「情報が増えていく」という事実は、風向きと重力で言えば、重力なのです。

こう考えると、これからメディアを作っていく人達が考えなければいけないのはただ一つです。
それは「情報が増えるにつれて有利になるメディアか?」ということ。

思い返してみればYahoo!もGoogleもAppleのiTunesも、twitterもFacebookもPosterousもFlipboardも、いま「勝ち組」だと考えられるのはその多くが全体の情報量が増えれば増えるほど有用性を増すサービスです。
一方でテレビや新聞等のマスメディア、そしてそれに乗る広告は、情報が増えれば増えるほど情報ソースのうちの一つでしかなくなり、これまでの「情報を発信出来る」ということそのものの強みが発揮できなくなってきます。
当然と言えば当然なのですが、この「情報が増えるにつれて有利になるメディアか?」という視点は、webメディアを扱う人もマスメディアを扱う人も持っているといいのではないでしょうか。

2 件のコメント:

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  2. 「情報が増えるにつれて有利になるメディアか」というのは確かに大事だと思います!

    最近、僕が考えていたのが、GoogleやFacebookなど、一般的に成功していると考えられているものは、
    ユーザーを利用してコンテンツを充実させていくサービスだと思います。

    まだまだ、勉強し始めなので、曖昧な考えですが、ユーザーの無限のアイディアを利用して、ユーザー自身が情報を分別できて、ユーザーの隠れたニーズにこたえられるサービスを作ればいいのかなって最近思っています!!

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